先日緋襷の備前のお皿の金継がもうすぐ完成するという記事をアップしましたが、
もう一点伊賀焼のビアマグ(伊賀の陶芸作家谷本貴さん作)の金継が完成します。
洗っている時に手を滑らせ、持ち手が4つに割れてしまいました。
コツコツとこのビアマグも補修しました。
持ち手の部分の直しなので、一旦漆を塗ったり金をまいたところを他の部分の作業中に触らないようにするのが、少し大変でした。
内側がザラザラしていて細かい気泡が立ちやすく美味しくビールを飲めます。
壊れてしまった焼き物を、コツコツ金継して、より自分のものになったかなあという気持ちです。ものがこちらに近寄ってきてくれた感じがします。
当教室では指導歴40年以上東京藝術大学美術学部工芸科漆芸専攻卒業の松田典男先生が丁寧に指導致します。お問い合わせはメールでお気軽にどうぞ。
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谷本貴さん作伊賀ビアマグ(金継ぎ直し)